子どもと大人が同じ箸を使ってはいけない理由は虫歯だけじゃない!

赤ちゃんと同じ食器を使うと、虫歯がうつるという話は有名ですよね?

じつは、気をつけなければいけないのは虫歯だけでないようです!

生後6か月頃から離乳食を与え始め、徐々に歯が生えてくると虫歯の心配をする親御さんは多い。

実は生まれたばかりの赤ちゃんに虫歯菌はいません!!
実は、生まれた後に虫歯の原因菌が人から人へ感染するのです。

多くの場合は両親の唾液を介して赤ちゃんに感染してしまいます。


ママやパパに虫歯菌がなければ、当然感染はしません。
しかし過去に虫歯になったことがある人は、必ずミュータンス菌を持っていて、その割合はなんと日本人の約90%以上と言われています。

まずは、大人の唾液が子供の口に入らないようにすることが大切です。食べ物を咬んでから子供に食べさせるのはダイレクトに虫歯菌を与えてしまいます。お箸やスプーンもお子さん用のものを準備した方がよいでしょう。

虫歯菌が感染しやすい時期は、 生後1歳7ヶ月~2歳7ヶ月の間です。
歯が生え揃ったころから特に注意が必要なようです。

一生の虫歯リスクが2歳半までに決まってしまうってびっくりですね!

逆に言えば、2歳ごろまでにミュータンス菌、ソブリヌス菌に感染しなければ、ミュータンス菌、ソブリヌス菌が口中で住む環境がなくなっているので虫歯になるリスクがほとんどなくなります。

 

じつは、フーフーして冷ますのもダメって知ってました?!
唾液が少しでも入るとダメなんだそうです。

それでは、虫歯以外に気をつけなければいけないものをご紹介!

●ピロリ菌

慢性萎縮性胃炎、胃潰瘍、さらには胃がんなどの原因として注目されている細菌

2~3歳までに感染しているケースが多く、子供の5~10%が保菌しています。主な感染経路は乳幼児期に、保菌している両親が離乳食などの食べ物をかみ砕いてから食べさせる食習慣です。

現在、日本では高齢者ほどピロリ菌の感染率が高く、感染者数は人口の約半数の6,000万人ともいわれています。

高齢者の2人に1人はピロリ菌に感染している!祖父母に「口移し」などは特に注意してもらいましょう。

そして、発症するのは成人してから!胃が弱い、と思っている人は乳幼児期にピロリ菌に感染していたのかもしれません。

ピロリ菌感染は、免疫力が弱い0歳~5歳までの乳幼児期に「経口感染」によって感染します。これは幼児期の胃の中は酸性が弱く、ピロリ菌が生き伸びやすいためです。

反対に、子どもの時に感染しなければ、大きくなってから感染することは殆どないそうです。

胃がんの原因となることもあるピロリ菌。我が子には少しでもがんのリスクを取り除いてあげたいですよね。

 

●歯周病

30歳以上で実に8割以上の人が歯周病予備軍となる身近な「病気」なのです。

お母さんからお子さんへの食事の口移し。食器の使いまわし。恋人とのキス…。歯周病は、日頃の何気ない日常から「感染」する恐ろしい病気です。

離乳期に硬い食べ物を軟らかく噛んで与えたり、口移しで食べさせたりすることが影響しているとも考えられておりますので、心配な方は歯周病菌などの感染のことも考えて、口移しは避けた方が良いでしょう。

●口唇ヘルペス

ヘルペスの原因は、「ヘルペスウイルス」による感染症です。このウイルスに感染することで、口唇ヘルペスになります。

赤ちゃんや小さい子供に食事を与えるときに、ヘルペスウイルスを持っている家族の方が自分の使っていた箸やスプーンで食べさせてたりすると、感染する可能性があります。

 

やっかいなことに、一度感染すると二度とウイルスが体から消えることはありません。そのため、この単純ヘルペスウイルスⅠ型は、20代~30代の方は2人に1人、60代以上の方だと、ほとんどの人が感染していると言われています。
 症状が出ていなくても感染している可能性大なんですね。

口唇ヘルペスのほとんどは、赤ちゃんの頃は頬ずりや抱っこで肌を寄せ合っていたことから接触感染しています。

 

●食物アレルギーによるアナフィラキシーショック

アトピー性皮膚炎の乳児(1才未満)では、約70%に食物アレルギーを合併しているといわれます。

卵や乳、小麦が食べられない子って結構いますよね。
重度の食物アレルギーの場合、微量摂取しただけでもアナフィラキシーショックを起こす場合があります。

例えば、我が子が重篤な卵アレルギーを持っていたとします。半熟卵のオムライスを食べたお母さんが、自分の使ったスプーンを綺麗に舐め取り、傍目には卵が付着しているようには見えなかったとしても、それを使って我が子に何か食べさせたとしたらどうなるのか?想像するだに恐ろしい結果が待ち受けているでしょうね。

重篤な食物アレルギーを持つということは、針で突いたほどの量であっても、うっかりアレルゲンとなるものを摂取することで、アナフィラキシーショックを起こすことに繋がります。

 

完璧ではなくても、できる限りのことをしてみよう!

細菌は目に見えないものなので、完全にシャットアウトすることは困難ですが、その数をできるだけ減らすことが重要になります。

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